会社都合退職のデメリット
会社都合退職の理由が「人員整理」の場合、有能な社員の場合は人員整理の対象にはならないでしょう。「会社都合による退職」と履歴書に書けば、必ず面接官は事情を尋ねます。この人は遅刻が多いのか、人間関係でトラブルを起こしがちなのか、など疑いを持たれかねません。このようなことから、会社都合退職にはネガティブな印象があることを頭に入れておきましょう。会社都合退職の理由が「倒産」など自分ではどうしようもないことの場合はこの限りではありません。
一方会社側は会社都合の退職者を出すと助成金がもらえなくなったり、会社のイメージ悪化などのデメリットが付きまといます。
自己都合退職のメリット
自己都合退職は、転職の場合ポジティブなイメージで再就職が可能です。特にステップアップや、新しいことにチャレンジしたいなどの意欲をアピールする際に有利になります。
自己都合退職のデメリット
自己都合退職のデメリットはやはり失業保険の給付と退職金の金額です。会社都合退職であれば退職後すぐにもらえる給付金も3か月後からになりますし、給付金も1/3程度になります。さらに、退職後に国民年金に加入する場合、会社都合退職であれば最長2年間の負担軽減措置があるのに対し、自己都合退職の場合は通常の金額を納入しなくてはなりません。