退職の意志を上司に伝える
現職に就きながら転職活動する人は、上司に退職の意志を伝える場合、応募先に内定をもらってからの方がスムースに転職できます。上司と相談して退職日を決定したあと、退職願を提出し、年金や保険関係の手続きなど、いつ頃どのようにしたらいいかを確認しておきます。

引き継ぎ、仕事の整理など
この時点で退職日が決まっているわけですから、その日までに引継ぎが完了するようにしっかりスケジューリングします。ここをおろそかにすると会社に迷惑が掛かってしまうので、自分の責任においてしっかり引継ぎを完了させましょう。

退職1日前~当日
もうすぐ退職日。あと数日で今の職場とはお別れです。公的手続きをし、引継ぎも完了してあなたがいなくても仕事が滞らない状態になったでしょうか。

この時点になってすべて完了していれば、会社から貸与されていたものを返却します。デスクの片づけをし、私物は持ち帰るようにまとめておきましょう。最後はお世話になった方々にしっかり挨拶をして、ちょっとしたお菓子を渡すなど感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

退職前に確認!退職に伴う公的手続

年金と健康保険切り替え手続き
退職してから次の職に就くまでにブランクがある人は「国民年金」への種別変更手続きをします。この手続きは、退職後14日以内に離職票など退職が証明できる書類を持って、最寄りの市区町村役所で行います。会社から会社への厚生年金切り替えは個人の手続きはいりません。保険は、退職する会社から「健康保険資格喪失証明書」を取得し、転職先の会社に提出することで切り替えができます。